オススメ韓国ドラマ

「王は愛する」の原作小説を読みました。

「王は愛する」小説の基本情報

巻数 全3巻
作者 キム・イリョン
翻訳 佐島顕子

「王は愛する」は、イム・シワン×ホン・ジョンヒョン×ユナ主演のドラマで、キム・イリョンの同名小説をドラマ化した作品です。

高麗時代、3人の男女の愛と友情を描いた時代劇ラブストーリー

ドはまりしたドラマで、原作小説を読みましたが、上中下の3巻の長編小説で、かなり読むのに時間がかかりました(^^;)

ここでは、原作小説とドラマの違いを感想込みでまとめています。結末についてもネタバレありで書いています。

「王は愛する」原作小説とドラマの違い

細かい部分はかなり違うので、ここではザックリとした違いを比較してみました。

身分の違い

役名/キャスト 小説 ドラマ
ワン・ウォン
(イム・シワン)
高麗の世子 高麗の世子
ワン・リン
(ホン・ジョンヒョン)
王族
守司空ワン・ヨンの三男
王族
守司空ワン・ヨンの三男
ウン・サン(ユナ) 王族 大富豪の一人娘

小説では、3人とも王族の身分です。

ただし、サンの父親ウン・ヨンベクは、強欲な人間でお金で王族の称号を買った名ばかりの貴族です。

ドラマの身分は、ウォンとリンはそのままですが、サンは高麗一の大商人ウン・ヨンベクの娘となっています。

ウォン・リン・サンの出会い

3人の出会いもドラマと小説では違います。

ドラマの出会い

ウォン、サン、リンの3人は、子供の頃に1度出会い、7年後に再会します。

サンと母親が、母親の実家に帰省中、山中で山賊に襲われる。

母親は殺され、侍女のビヨン(パク・ジヒョン)はサンをかばい、顔に傷を負ってしまう。

何者かの陰謀と気づいたヨンベクは、ビヨンをサンの身代わりにして、サンに身を隠すように命じる。

ウォンとリンは、サンの母親の遺言を伝えるために屋敷に忍び込む。そして、サンを侍女を思い込み伝言を頼む。

そして、7年後

学者イ・スンヒュを訪ねたウォンとリンは、スンヒュの弟子のサンに出会う。

ただし、サンはソファと名乗り、正体を隠している。

ドラマの方は、子供の頃の出会いという韓ドラの王道設定を盛り込んでいます。

原作小説での出会い

原作小説では、子供の頃の出会いはなし

「小さい頃、奥方様と旅の途中で山賊に襲われた」の描写のみ

しかも「通りすがりの山賊に襲われたのではなく、復讐のために狙われたという噂もある」となっています。

これは、サンの父親ウン・ヨンベクが、あくどい手段で財を増やしていった結果、多くの人々に恨まれていたからです。

3人が出会ったのは、ウォンがリンを伴い、民の実態を調べるためにお忍びで町を出歩いている時。

町の与太者と争っていた少年を助けます。

その少年がサンでした。

その後、3人は仲良くなります。まだ、サンへの想いを自覚していないウォン

貢乙女になるタンを救うために、彼女を世子妃にします。

ところが、サンとリンが両想いになったことを知り、激しく動揺します。

ここまでが上巻です。

中巻で、サンとリンが結ばれます。

ドラマでは、ウォン・サン・リンの切ない三角関係とサンはどちらを選ぶのか?それが見どころの1つでした

ところが、小説では、上巻でサンとリンは両想いになり、中巻でこっそり結ばれます。

次第にウォンがおかしくなっていき、リンを半殺しにして、高麗から追放します。

下巻では、サンはウォンによって宮廷内に監禁されますが、脱出しリンを探しに異国へと旅立ちます。

ウォンは、最も大事な友2人を反逆者として捨ててしまいます。

サンとリンが再会するのに要した時間は10年

その間、高麗から大都(元の都市)、モンゴル西方の草原、シルクロード、タクラマカン砂漠と壮大なスケールになっていきます。

リンは、異国の地モンゴルで皇子たちの権力争いに巻き込まれていきます。

リンが異国に追放され、サンが探しに行く

3人は離れ離れになりましたが、リンもサンもウォンを助けるために動きます。

下巻の話は、ドラマでは描かれていません。

ドラマでは、小説の上巻から中巻までを描き、舞台は高麗のみでとどまっていました。

ドラマの最後は、リンとサンがウォンの前から去る切なくて悲しい終わり方でした。

原作小説もリンとサンはウォンの前からいなくなります。

原作小説の結末

10年の歳月を経てリン・サン・ウォンの3人が再会するのは、下巻の最後の方です。

簡単には再会できないリンとサン、もういつ会えるの??と思いながら読み進めました。

そして、ウォンはリンとサンを見送ります。ここは、ドラマと同じ展開ですが、原作小説はここから15年後が描かれています。

15年後、49歳のウォンは失脚し流配されています。

その地で、偶然行きずりの15歳の少年と出会います。

この少年こそが、リンとサンの息子だったのです。

少年から家族の話を聞くうちに、ウォンはもしやと思います。

少年が語る家族の様子で、リンとサンが幸せに暮らしていることがわかります。

そして、少年はウォンに届け物を託します。

それは、両親から昔の友達への届け物でした。

昔の友達とは、流配された高麗の上王、すなわちウォンのことでした。

もちろん、少年はその男性がウォン本人とは知らずに預けたのです。

ウォンも名乗りません。

届け物は1枚の絵でした。

かつて、ウォンが描いてサンに贈った絵

その絵には、琴を弾くウォン、笛を吹くサン、柱に寄りかかり調べを聴くリン

15、6才の少年少女の頃の3人の絵でした。

その絵を長い時間に見つめて想いをはせるウォンの姿が、切なくて切なくて胸が締め付けられました。

その絵を受け取ってすぐにウォンは赦免され大都に戻ります。

1年半後、ウォンは息を引き取ります。

享年51歳、諡号(おくりな)は忠宣王・・・

「王は愛する」の小説の感想

正直なとこ、上巻~中巻まではなかなか読み進みませんでした・・・

どうも物語に入り込めなくて

その理由の1つが、官能小説か!?と思うくらいのエロい描写の多さ

ドラマのイメージとは、あまりにもかけ離れすぎて(^^;)

丁寧に人間関係を描いていますが、エロ描写でお腹いっぱい状態に・・・

下巻になって、やっと面白くなり一気に読めました。

そして、結末の切なさに胸が締め付けられ・・・、またドラマを視聴し始めました。

登場人物については

まずリンに関しては、ほぼ原作のイメージのまま

世子の護衛、無口で有能、武芸の達人と私好みのキャラ

ドラマで、ホン・ジョンヒョンのファンになったし

小説の方は、さらにリンの強さや忠誠心が伝わってきました。めちゃくちゃ腕が立って、強すぎるほどに強い

サンも、正義感が強く真っ直ぐな気性で、ほぼ原作通りでした。

ただ、ウォンについては、小説とドラマではかなり違いました。

小説のウォンは、残酷で冷徹で、サンからも性格が悪いと言われてましたが、まさにそう

ただ、それは王ゆえに

「王は愛する」を読んで、何がびっくりしたかってウォンが辮髪だった!!

シワンが辮髪でなくて、よかったよε-(´∀`*)

原作小説では、タン、ウォンの護衛武官ジンガンとチャンウィがけっこう重要な役回りでした。

この3人については、ドラマの中でももう少ししっかりと描いてほしかったなぁ

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