被告人あらすじ21話
別荘で見つかった血痕が ジェニファーリーのものと一致するという結果を見せられても、 あくまでもシラを切るチャ・ミノ
取調室に入ってきたチェ部長から、ソクがジェニファーリー殺しを自白したと聞いたジョンウは、取調室を飛び出し、ソクのところに行き「罪を被る気か」といいますが、ソクは「 自分が殺した」としかいいません。
その様子を確認したチャン弁護士は、「ソクが本当に自白しました」とチャ・ミノに伝えます。
チャ・ミノはソクと会い「賢明な判断だ、数年だけ刑務所で苦労しろ」といいます。ソクは 実行犯になるためには凶器の隠し場所を知る必要があるとチャ・ミノに聞きます。
検察から立ち去るチャ・ミノ
その晩、ソクの拘置されている部屋にひそかにジョンウがやってきます。
ジョンウは、ジェニファーリー殺しの証拠を掴む為、チャ・ミノが凶器の隠し場所をソクに言わざる得ない状況を作り出していたのです。
「別荘の庭の木の下に埋めた」というチャ・ミノの話を、ソクはペン型のレコーダーに 録音していました。それを渡した後、ソクは改めて取り調べを受けます。
ソクの自白と録音があれば、チャ・ミノを逮捕できるが、 このままだとチャ・ソノとして裁かれます。 ジョンウは、チャ・ミノとして法廷に立たせることを諦めていません。
ムンチは一目惚れした女医のキム・ソンファと付き合うために、自分にも肩書が必要だからと、商売を始めるための物件探しをします。そして、キム・ソンファに会いにやってきます。
そこで、偶然キム・ソンファの診察を受けていたチャ・ミノと会い、挨拶をしますが、全く無視されます。実は、チャ・ミノは記憶がなくなることについて、キム・ソンファから解離性同一性障害の可能性があることを指摘されていました。
ムンチは、キム・ソンファに告白しますが、戸惑い困るキム・ソンファです。
キム秘書からの電話で、チャ・ミノが精神科を受診したことを知るジョンウ
キム秘書の行動を怪しんだチャ・ミノは、キム秘書の携帯を借りるふりをして、通話先を確認しますが、繋がった先は女性でした。
キム秘書は、携帯を2台持ちして、ジョンウと通じていることをチャ・ミノにバレないように警戒をしていました。
ジョンウに頼まれた再審を準備するソ・ウネに、叔母が「再審ばかり引き受けるけど、お父さんはお母さんを殺してないと信じてるの?」
「私はあの時のことをはっきり覚えている。お父さんは私と一緒にいた」
父親の無実を確信しているソ・ウネに対して、叔母は「それが本当なら、死んだお父さんの再審が先よ」といいます。
ソ・ウネは、 父親の無実を晴らすために準備中で、近々再審を請求する予定でした。
そして、ミリャンの元妻に会いに行き、元夫のミリャンの再審の話をします。もし、ミリャンが再審を受けても、時効になっている犯罪なので、元妻の罪は問われないといいますが、それでも、殺人を犯したことを子供に知られたくない元妻は証言するかどうかを悩みます。
ミリャンも、元妻の平和な生活を壊したくないために、再審をする気はないといいます。
ジュニョクの元に、ハヨンから電話がかかってきます。ハヨンの幼稚園に行くジュニョクですが、ハヨンと会う勇気がなく、立ち去ろうとします。
ジュニョクに気が付いたハヨンが、おじさんに会いたくて電話したの」
思わずハヨンを抱きしめ「 ごめん」と謝るジュニョク
ハヨンを迎えに来ていた祖母が、ジュニョクに「 久しぶりね、つらかったでしょう。今度ご飯を食べに来なさい」と温かい言葉をかけます。
ジョンウはヨニと会い「決めてください。チャ・ミノをチャ・ソノとして法廷に立たせるかどうか」
ジョンウの望みは、チャ・ミノを法廷に立たせること、そのためには、チャ・ミノが兄のチャ・ソノを殺し、兄を装っていることを証明する必要があると、ヨニに話します。
そして「 子供にとって父親の記憶は大事では?」とヨニを説得します。
ヨニのことすら信じきれないチャ・ミノは、 会話を盗聴器で全て聞いていました。
その晩、チャ・ミノは、ヨニに3人でここを去ろうと提案し、うなずくヨニ
ジョンウの家には、ハヨンとテス、祖母、そしてシン・チョルシクの4人が平和に過ごしています。シン・チョルシクは、チャ・ミノの裁判で、親分殺しの罪が晴れるまでジョンウの家に厄介になっています。
任川空港に家族3人で向かうチャ・ミノ、それを追うジョンウと捜査官たち
空港でチェックインを済ましたチャ・ミノが、ヨニとウンスのところに戻ると二人はいなくなっていました。
立ち去ろうとするヨニとウンスを見つけたチャ・ミノが、二人の跡を追いますが、ついにジョンウに逮捕されます。
泣きながら立ち去るヨニ、実は、海外に逃亡することをジョンウに伝えたのがヨニだったのです。
チャ・ミノの取り調べが始まります。 チャ・ミノは罪を免れるために、チャン弁護士にジュニョクを呼ぶように指示します。
チャ・ミノはジュニョクに釈放されるように計らえば、何でも望みを叶える。好機を逃すな、状況判断をしろと言います。
ジュニョクは、状況判断ができていないのはあなたの方だと言い放ちます。
チャ・ミノの後ろ盾の次官は、ソンギュの殺人を協力した上に事実をもみ消した罪で逮捕されていました。
被告人あらすじ22話(最終回)
次官を逮捕できたのは、ジュニョクの資料提供のおかげでした。
ジュニョクにお礼を言うジョンウ
ジュニョクは、さまざまな裏工作を行った自分を逮捕しないジョンウに対して、とうとう自ら犯した罪を告白します。
ウォラ洞事件が起こる直前に、ジョンウの家を訪ねたこと、自分に殺人の嫌疑がかけられることを恐れ、ジスに渡したハヨンの誕生日プレゼントの魚のぬいぐるみを隠したり、防犯ビデオの映像を消したりといった隠滅を図ったこと
さらに、ジョンウの代わりに国連協力官の座が手に入り、後戻りが出来なくなってしまったこと。ハヨンから 電話が来たことも隠し、ハヨンとジョンウの再会を邪魔したことも話し、ジョンウに謝罪します。
そして、 チャ・ミノに脅された音声が録音されたレコーダーをジョンウに渡し、裁判での証言を約束します。
思わず手にしていた魚のぬいぐるみを握りしめるジョンウ
そこには、ジスの声が録音されていました。何回も聞きながら、涙するジョンウ
「ありがとう、ジスの声を聞かせてくれて」とジュニョクにお礼を言います。
ウォラ洞事件の犯人はチャ・ソノであること、3件の殺人と2件の殺人教唆の嫌疑でチャ・ソノを起訴すると発表し、ソンギュとジェニファーリー、もう一人の被害者がチャ・ソノであること、被疑者は自殺したはずのチャ・ミノとであると発表します。
チャ・ソノとミノの母親がニュースを聞いて、どういうことかヨニに尋ねます。テレビを切ったヨニは「すべて夢です、ソノさんとミノさんは出張中です」といいます。認知症の母親はその説明で納得しますが、ヨニは、心の中で「ウンスのために苦渋の決断をしました、すみません」と謝ります。
チャン弁護士は、チャ・ミノに罪を逃れるために心神喪失のふりをすることを提案します。心神喪失が証明されれば減刑される上に、その後、病状の悪化を理由に刑の執行を停止すれば、外部の病院に移れるといいます。
シン・チョルシクが自首をします。チャ・ミノの裁判で親分を殺した犯人が明らかになれば、シン・チョルシクは無罪になります。
ミリャンと接見するソ・ウネ
ミリャンは再審を断りますが、ソ・ウネは元妻を連れてきていました。そして、彼女の説得でミリャンは再審を受ける決心をします。
テスは刑務官として復職します。ミリャンとパンジャンの房に中古の新入りが入ってきました。自首したシン・チョルシクです。
心神喪失のふりをするチャ・ミノですが、ジョンウには「この韓国で金と権力でなし得ないことが?」と心神喪失のふりをしていることを隠しません。
ジョンウは、数日前に大企業の会長に就任した人間が、突然、心神喪失になるのはおかしいと精神鑑定の却下を主張しますが、多額のお金を握らされている判事は、 精神鑑定の許可を出します。
チャ・ミノの裁判が始まります。
約束通りジュニョクが証言をしますが、ジョンウの15年来の友人であるジュニョクの証言は信頼できないと指摘されます。
ジョンウは、友人ではあるが、犯人隠匿・証拠隠滅でジュニョクを起訴したといいます。
ジュニョクは、証言をすることによって検事を免職になり、刑事罰を免れないが、それでも証言をするのは、今からでもこの事件の真相を明らかにしたいからだといいっます。
さらに、ソクの証言でウォラ洞事件の当日の様子が明らかになりますが、チャ・ミノは心神喪失を装い、裁判はなかなか進みません。
そこに、新たな証人として、ヨニが法廷に立ちます。
ヨニは、チャ・ミノが自殺した日、チャ・ソノを装って家に帰ってきたチャ・ミノを一目でミノと見抜きましたが、今まで知らないふりをしていたのは、チャ・ミノが気の毒で、愛していたからと答えます。
「最初はいい人でした。父親から虐げられるようになり、私がソノさんと結婚してから、別人と化していきました。だから、兄になりすましたミノさんを受け入れたんです」
「9ヶ月が経ってなぜ今更打ち明ける気になったのですか」と問うジョンウ
「息子のためです。私には、息子が父親をどのように記憶するかが重要でした。ミノさんが、ソノさんとして裁判を受ければ、息子は父親を殺人犯として記憶します。ですが父親はそこにいるミノさんです」
そして、チャ・ミノの方を向いて「ウンスにとってあなたはいい 父親よ」といいます。
「ソノが父親だ。俺が殺したソノが父親で、俺は父親じゃない」と涙を流しながら答えます。
「ミノさん、もうやめて。ソノさんとして生きるのはつらかったでしょう。一緒に罪を償いましょう」
ヨニの証言で心神喪失のふりをやめたチャ・ミノ。そして、ついに死刑を求刑されます。
ミリャンの再審、弁護をするソ・ウネは見事に無罪を勝ち取ります。
チャ・ミノが刑務所に収監されます。偉そうな態度で部屋を用意しろと所長に命令しますが、懲罰房に入れられてしまいます 。
刑務所に入ったジュニョクに面会するジョンウ
「俺を許すな」というジュニョクに対して、「待っている、ジュニョク」と答えるジョンウ
そして、懲罰房にいるチャ・ミノに「ヨニとウンスが韓国を立った、一生会えない。俺とお前も会うことはない。ここで自分が犯した罪を振り返りながら、一生過ごせ」といい立ち去るジョンウ
「携帯電話を貸せ、ヨニ」と泣き叫ぶチャ・ミノ
ムンチの店に、ジョンウとソ・ウネがやってきます。今までのお礼として、ソ・ウネの洋服をプレゼントするジョンウ
そこに、女医のキム・ソンファがやってきます。なんとムンチとキム・ソンファは付き合っています。
そして、ジョンウ、ソ・ウネ、ムンチ、ムロク、ミリャン、パンジャン、シン・チョルシクと刑務所の同房のみんなが集まり、食事をします。
シン・チョルシクはやくざから足を洗い、トラックの運転手になっていました。
ミリャンの再審で無罪を勝ち取ったソ・ウネは、自信をもって父親の再審請求に臨みます。
ジョンウとハヨンは、ジスの墓参りに行きます 。公園にジスの木を植え、家族みんなで冥福を祈ります。
そして、ソウル中央地検の検事に完全復帰したジョンウは、権力に屈することなく、特権階級に立ち向かっていきます。
被告人21話~22話(最終回)の感想
息をつく間もないスピーディな展開に、上質の海外ドラマを観ているような気さえする面白いドラマで、あっという間の視聴でした。
最初は、ジョンウの無罪が証明され、チャ・ミノが逮捕されて終わると思っていましたが、検事に復帰したジョンウが、自らの手でチャ・ミノの犯罪を暴き、最後までしぶとく悪あがきをしたチャ・ミノも、ヨニの気持ちを知り、ついに降参といういい終わり方だったと思います。
兄を殺し、父親も見殺しにして、結局はもう誰も自分を助けてくれる人はいない、そんな状況を自ら作ってしまったチャ・ミノ
最初の殺人で罪を償っていれば、父や兄の助けを得て、早めに出所もできたかもしれなかったのに・・・
死刑が執行されるその日まで一生を刑務所で過ごすことになるのでしょう。
重たいテーマでしたが、刑務所仲間たちが、いい味を出していましたね。特に、ムンチと女医ソンファのラブラブシーンは笑えました。クールなソンファだけに落差が・・・
ユリが演じるソ・ウネ弁護士も、最初の頃は自信なさげな雰囲気でしたが、ジョンウの事件に関わっていくことで、弁護士としての自信が備わってきましたね。
また、ソ・ウネが国選弁護人となったのは、父親の無罪を勝ち取るためだったというエピソードも良かったです。
カン・ジュニョクも最後に検事として人しての良心を取り戻しましたが、ハヨンと祖母の優しい気持ちが、ジュニョクを真人間に戻したんだと思います。
そして、主演のチソンと一人二役を演じた オム・ギジュン
この2人の演技力が、ドラマを引っ張る原動力になったと思います。
パク・ジョンウ!チャ・ミノ!この叫び声が終わってしまったと思うとちょっと寂しい~
恋愛要素は全くないドラマでしたが、韓国で高視聴率だったのが納得のエンターテインメントドラマでした。
被告人次回あらすじ
被告人全話あらすじ
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みなさんは、韓国ドラマを何で視聴していますか?
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韓国ドラマの放送がほとんどなかった十何年前は、レンタルショップに走っていましたが、レンタルの種類も少なかったー
その後、ひかりTVに加入してから、一気に韓国ドラマの視聴が増えましたが、見逃してしまったドラマは結局レンタルで見るしかなくて・・・
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